2日目の今日は、小樽で過ごす予定です。ピカチュウにおはようの挨拶をして出発です。今日も快晴です。
札幌駅から小樽方面への切符を買って9時45分発の列車に乗りました。切符は620円です。幾つも駅を過ぎていくうちに、右手に海が見えてきました。小樽湾のようです。船が走っています。
小樽駅まで行かず、手前の南小樽駅で降りました。駅前にタクシーがたくさん停まっています。10時35分です。
南小樽駅から歩いて、今日の第一の目的地、小樽オルゴール堂に到着しました。時刻は10時50分頃でしょうか。さっそく本館に入りました。
何かと思ったら、年代物のオルガンです。ここは「耳をすませば」の地球屋に置いてありそうなものがいっぱいです。
青い目をしたお人形です。値段の付いていない人形には「手を触れないで」という注意書きがあります。
オルゴールが整然と並んでいます。片っ端から聞いてみたくなります。
ここは吹き抜けになっています。同じ場所を2階から見下ろすとこうなります。
再び1階です。隣のエリアに行って見ると……ワァ〜オ! 照明抑え目の、ステキな空間が広がっています。
オルゴール堂を出ました。ここだけで2時間近く過ごしてしまいました。
手近なお店を見物しながら、運河目指して西へと歩きました。オルゴールかガラス細工のお店が多かったようです。店内撮影禁止の万華鏡の店もありました。
これは、「小樽からくり動物えん」の店頭です。先ほどの「小樽オルゴール堂」の店舗のひとつです。店先で大きな熊が、バンドを組んで何やら演奏しています。大きな熊さん達が動いているので目を惹きます。
いつの間にか、オルゴール系の店が少なくなり、海産物を売る店がぼちぼち目に付いてきます。そんな中、正面から荷馬車がやってきました。荷台には小さい樽がた〜くさん。すれ違って行く馬車を追うようにして急いでカメラを出し、撮影しました。
思えば今日は朝から歩き詰めです。13時50分。そろそろ昼食を摂りたい時間です。港町だけあって、すし屋さんを幾つか見かけます。そんな中、手ごろなお店を発見。キャビンかま栄です。キャビン寿司御膳(850円)をいただきました。あったかかまぼこが特に美味でした。かまぼこ製造のかま栄さんのお店だそうです。ゆっくり休憩させていただきました。
さて、休憩を終えて再び歩きます。目指すは運河です。思ったより遠いようです。疲れたので、手近な店でまた休憩。氷水で冷やした缶コーヒーを売っていたので、それを買って横で休んでいました。すると、お店の裏道から荷物を引いたお馬さん登場。もしかして、さっきすれ違ったお馬さん? それとも、小樽にはこういう荷馬車が幾つも走っているのでしょうか?
歩いているうちに重大なことに気づきました。それは、通りの南側を歩き続けているということです。もしかしたら、と思ったら、やはりそうでした。通りの北側に渡ってみると、探し求めていた運河がありました。
小樽ではいくつものお店に入りましたが、最後に、オルゴール工房「海鳴楼」に入ってみました。ここは、既成のパーツを組み合わせて自分だけのオルゴールを作れるお店です。店内にはパーツが豊富に取り揃えてあり、絵の具まで使わせてくれるようです。飾られている作例も楽しいものばかり。そして、使い込まれた作業用の机がたくさんあって、今にも作業に取り掛かれそうな感じです。そのうえ、お店の人も気さくで親切です。オルゴールを作るうえで、こんなに理想的な環境は、そうそうありません。じっくりパーツを見ているうちに、作りたくなってきました。
さて、材料が揃いました。材料は、リスとウサギと雪だるま。北海道らしい動物で固めてみました。雪原をイメージして粒々も用意しました。選んだ曲は「乙女の祈り」の超ショートバージョンです。元はこんな曲です。では、作業に掛かります。
40分後、完成〜。店員さんに見せると「かわい〜」と言ってくれました。なお、白く見えるのは木工用ボンドです。このあと乾いて透明になりました。
蓋の上面に「海鳴楼」のロゴを貼りたいのですが、これは店員さんがやってくれるということなので、お任せしました。作業の様子を快く撮影させてくださった店員さんに、感謝します。
歩き疲れてへとへとだし、オルゴール作りに満足してしまったので、このまま札幌へ帰ることにしました。
札幌に着いたものの、夕食までには時間があります。そこで、ちょっと写真を撮ってきました。
夜のテレビ塔です。電飾のふくろうがアニメーションしていました。
時計台前の、道路を挟んで向かいのビルに登ります。2階のテラスが開放されて出入り自由になっています。ここから時計台を撮影してみます。
海鳴楼でオルゴールを制作した記録や、海鳴楼で作られたオルゴールの作例を探してみたら、こんなに見つかりました。
巨大なクマさん天使です
、狙われた烏賊、です
2nd dayに挑戦したそうです トップから「バリアフリー情報」、「トラベル&レジャー」、「体験記」、「北海道・道南」の順に辿ります。